年度末が迫り、人事異動の内示もでて、騒がしくなる頃。
あとは終わりと、その先にあるはじまりに向けて、押し流されていくだけ。
私自身に異動はなかったけれど、
今できることに力を尽くすだけ。
異動がなかったこと、周りの環境の変化にいろいろ思うことがあるけれど、
私が対象でなくてよかった、と言ってくれる人がいることを、ありがたく思いながら。
そんなことで、昨日も遅くまで作業をしていて、帰宅が遅くなってしまいました。
会社をでると途端に気が抜けてしまい、疲れたなと思いながらも徒歩での帰路。
静まりかえった街を1人で返るのは寂しいけれど、
不意に見上げた空のてっぺんあたりに、月が丸く輝いていて。
ああ、月が綺麗だと、思い、深呼吸したら、だいぶ気持ちが軽くなりました。
夜はまだまだ寒いといっても、一頃の厳しさはなく。
気分がよくなって、
「月が綺麗ですね」とメッセージを送ると、「月、綺麗ですね」と返ってきて、
その方と離れているのに、今同じ月をみているのだな、と思うと、なんだか
寂しくなくなって。
そういう何気ないやりとりやつながりに、自分は静かに満たされていくのを感じた夜でした。
過ぎていく日々の中で。
「月が綺麗ですね」は愛の言葉。
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- 2018/03/02(金) 20:11:24|
- 日記
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