今年は平安時代についての書籍に触れる年。
きっかけは久留米で行われた、声優速見奨さんの朗読会、「鬼小町」
安倍晴明を主役にして陰陽師ブームに高校、大学時代に直撃し、
基礎的な知識があったので、どんどんと平安の世に入っていったわけです。
読んだ書籍は
夢枕獏さんの「陰陽師 飛天の章」 鬼小町が収録されている書籍
うた恋、うた変
百人一首をテーマにした漫画。
貸し借り漫画で、陰陽師には関係ないのですが、とても面白く読みました。
そして、先日購入した漫画「応天の門」
在原兼平と菅原道真の2人が活躍する物語。
それぞれに有名な人物ですが、組合せが新鮮。
しかも38歳の兼平と18歳の道真。
私は同年代の兼平に感情移入して、楽しく読んでいます。
朝廷の中で人間関係、立場、恋愛など様々なものにしばられる彼が、
若い道真に影響されて普段とらなさそうな行動をし、
逆に大人の余裕を道真に見せつけるのを気持ちよく思っています。
時代も立場も、ついでに私は色男でもないのだけれど、
なんというか、大人の立ち振る舞いにかっこよさを感じています。
9巻まで出ているので、続きが楽しみです。
「応天の門」
新潮社 コミックバンチ
- 2018/10/29(月) 18:29:36|
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