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恋文職人

「個人的な心象、感動、言葉のブログです」 開設時に書いた説明。現状は、愚痴を吐き出す場所になっています。時折書籍や映画の話をします。

言葉

2月28日

穏やかに暮れていく2月。

暖かな日差しに街全体がキラキラと笑っているかのように

輝いている。


年度末に向けて、様々言葉や噂が飛び交う頃です。

私もソワソワしています。

言葉って面白い。

一度口に出して空気に触れると、

自在に人の間を飛び回り、

具現化していく。


言葉は身軽だから、人々の営みの息遣いに乗って、チラチラと。

チクチク。

刺さります。


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  1. 2013/02/28(木) 21:54:07|
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春の前触れ・梅の季節

2月27日

2月も残すところ、あと2日となりました。

気温が上がったという印象はありません。

日差しが、冬の雲の切れ間から私たちのところまで、届くようになっているのかもしれません。

梅の花が咲く頃。

過ぎ行く冬の日。

まだ冷たい冬の雨と風のなか、ぽっと灯りをともしたように咲く梅の花が

私は大好きです。


以前は青空や梅の花に思い人の面影を感じていたものです。

最近は随分即物的な人物になったなあと我ながら思います。

福岡では、梅といえば太宰府天満宮。

九州国立博物館にもいきたいですので、

週末足を運んでみようかと、思っています。

  1. 2013/02/27(水) 12:29:30|
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伝えたいこと

2月25日

週末から晴れの日が続いています。

さすがに風は冷たいけれど、

日差しに春の勢いを感じます。

梅の花が開花しているということ。

天気が恵まれれば来週末、カメラを持ってでかけようかと、思っています。


「恋文職人」についての続きを。

何かを伝えたいという気持ちを、うちにとどめてしまうことに、慣れてしまっているのかもしれません。

誰かに何かを伝えたいって気持ちは、

大切なことなのに。

これって結構、致命的なことのような気がしてしました。

私は一人で完結、高めていけるほど我慢強くない。


「伝えたい」繋がりで、映画「英国王のスピーチ」を思い出しました。

終盤に主人公のジョージ6世がいうのです

「I have a voice!」と。

ここで映画では「王として伝えるべきことがあるんだ。」という字幕で、

ブルーレイ版は「伝えたいことがあるんだ」

といった風になっていたと思います。

うろ覚えで、正確ではないかもしれません。

私は、映画版より、ブルーレイ版のほうが、しっくりくると思っていました。

「voice」は声、命令などのほかに、表明、意思、選択などの意味もあるということ。

そこを踏まえると、この

「I have a voice!」が、より深みを持って楽しめるわけです。

言葉って面白い。

英語も、日本語も。

最近、ちょっと調子にのってべらべら喋ってますので、

言葉には気を付けることにします。

  1. 2013/02/25(月) 12:27:09|
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LOV3

2月23日

曰く「悲しみは見せかけ。心と顔は別物」

LOV3発表。

よくわからないけれど、これまでのカードは使えないということ。

いい夢を見せてもらったな、LOV2には。

短い時間だったけど。

これは残るものだから、楽しい思いでしかかかない。



「恋文職人」のくだり

私は、書くことに怯えている。

素直になれないならいっそ。

でも、素直になることがそんなに素晴らしいことなのか。

そんなの知らない。

自分のことも。

人のことも。

そんなことをいう。

醜い。

心も、体も。

醜い。
  1. 2013/02/23(土) 23:47:38|
  2. 日記
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国際ロマンス詐欺について

まさかの二連投、失礼いたします。

色々あって、「国際ロマンス詐欺」について

検索しています。

私がそういうことになってるわけでも、しているわけでもないのですが。

凄いですね。

メールやfacebook、スカイプや写真、様々な手段で信用させて、

異性の心に付け込んでお金をせびるというもの。

金銭的な損失はもちろん、

精神的に裏切られたショック、失われた時間など、個人情報が流出したことへの不安感。

想像を絶します。


メールや電話のやり取りを公開したサイトがいくつかありました。

それを読んでいたのですが、

もうすごいこと。すごいこと。

歯の浮くような、気障なセリフのオンパレード。

私、自分がロマンチストだと思っていましたが、

まだまだ修練があまいですね。

ま、詐欺するためにロマンチストやってるわけではないので、いいのですが。

ケーキの上に生クリームで、その上にあんこに白玉団子に、イチゴにパインにブドウにハチミツに、

ひたすらに甘く、胃もたれしそうなメールが公開されてました。

恐ろしい。

最初は、感心していましたが、途中からげんなりしてきました。

被害にあわれる方も多いとのこと。

気をつけてください。

気を付けます。


「恋文」を書かなくなりました。

バカみたいに手紙を、書いていたものです。

手紙でなくても、言葉だったり。

そういう意味で、「恋文職人」失格なのかもしれません。

枯れたのでしょうか。

思いを伝えることが怖くなった、億劫になったのでしょうか。

もしかしたら、怖いけど、そうかもしれません。

でも、一方で思うのです。

言葉以外の、思いの伝え方を知ったからかもしれません。

頭を撫でて、

おでこをくっつけて。

恋の始まりは存外無言で、言葉を失うような気がします。

そして、恋の終わりも、無音。

まさに、「この世界から音が消えた」ような瞬間だから。

私の人を思う気持ちが枯れていないことを祈りながら、

少しずつ言葉をこの場所に、書き並べていきます。
  1. 2013/02/22(金) 20:36:40|
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歯磨き粉の味がする・・・

2月22日。

猫の日。

にゃんにゃんにゃん、だかららしいです。


恋人の名を呼ぶ、自分が様子が猫のようだと、思ったことが

過去にありました。

相手の名前が「にゃん」さんではなかったのですが、

声色も違ったことと思います。

猫にまつわる思い出をいろいろ振り返ってこれしかでてきませんでした。


飯野賢治氏の訃報に、哀悼の意を表します。

今朝の朝刊を読んでいて、社会面に見たことのある特徴的な顔が。

ゲームクリエーターの飯野賢治さんが、お亡くなりになったということ。

氏の手によるリアルサウンド「風のリグレット」2、もしくは

「霧のオルゴール」が実現したいことは、悲しく思います。

飯野氏とは、当然直接の接点は、当然ありません。

氏の作品のなかで、一番好きな「風のリグレット」の話をしたいと思います。


「風のリグレット」と出会ったのは、中学生のころ。

恋に恋することもしらない頃でした。

話すの筋書きはこうでした。

舞台は夏の日。

就職が決まらず焦りと無気力をなかくらす大学生の主人公。

恋人の失踪をきっかけに、彼は故郷の町に戻り、

そこで様々な人と「再会」して、新しい「出会い」を重ねる。

そういう話です。

テレビゲームなのに、テレビを使わないゲーム。

ラジオでも入力端子があれば遊べますから。

雨の音や通り過ぎる車の音、小学校の廊下やピアノの音、吹き抜けていく強い風、足音などなど。

奥行きを感じさせるドラマに、すっかり魅了されてしまいました。

もちろん、「初恋」をテーマにしたストーリーにはまってしまったこともあります。

大学の時、ラジオドラマの制作などしていて、

やたらとSEを重ねて使うことにこだわったり、

急に音を止めて、「ありがとう」とか、

思うといろいろ影響受けています。

そして、「過去に戻ることが出来るなら、いつの時代に戻りますか」

ということへの答えについても。

この作品に触れたとき、私はまだ中学生でした。

今では、主人公の年齢を超えてしまいました。

風のリグレットは、ニコニコ動画で全編視聴することができます。

過ぎて行った時間と、通り過ぎて行った無きクリエーターへの哀悼の意を込めて、

聞いてみようと思います。


追記

この日記のタイトルは「風のリグレット」の劇中のセリフから。

篠原涼子さん演じる主人公の恋人が、部屋を出る前のキスの後にいうセリフです。

とってもセクシー。

言われてみたい。

  1. 2013/02/22(金) 18:30:03|
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バレンタインデー

2月14日。

バレンタインデー。

お菓子メーカーの陰謀と呼ばれています。

そんなこというと、世の中陰謀だらけです。

「火のないところに煙をたたすのが、商人や。」

ともいいます。

出典は、.hack//GU です。

「陰謀」であったとしても、食べ物でこれだけ定着したイベントはそう無いように思います。

関西の文化であった「恵方巻き」をセブンイレブンが、全国区に押し上げたことは

記憶に新しいものですが。

クリスマスにケンタッキーって、今一つ定着してないですし。

会社関係でチョコレート、いただきました。

ありがとうございました。


今日は昼から佐賀に出張でした。

夕方には戻ってきて、さあ、どうしようかとしていたところ、

先輩から「クラシックのコンサートにいかないか」というお誘いが。

曰く、先輩が仕事のことで頭がいっぱいで、行けないので、チケットを譲ってくれると。

悩み事があるときのクラシックと落語は、破壊力ありますから。

いただいていってきました。

アクロスシンフォニーホール。

日本フィルハーモニー交響楽団 第38回九州公演。

演目は

ブラームス ヴァイオリン協奏曲

チャイコフスキー 交響曲5番

今年にはいってクラシックは3回目です。


ヴァイオリン協奏曲は、ソリストの竹澤恭子さんが凛々しくも、美しく見える曲でした。

福岡にきて、中洲でドレス<<<クラシックのコンサートでドレス な気がする。

チャイコフスキーは、指揮者のアレクサンドル・ラザレフワールド。

ブラームスの時は、竹澤さんをエスコートして、「大人しく」していましたが、

こちらでは「はっちゃけた」ご様子。

指揮は人それぞれで、この方は、おやぶん的な指揮でした。

演奏者に対して、「ここだよ!この高みまであがってこい!」

とか、「今はまだ違う、そうそう、押さえて・・・」

そんな声が聞こえてくるようでした。

曲は第四楽章で、一度ファンファーレで一度曲が終わったように見せて、

本当のフィナーレに。

一度絶頂まで上り詰めた高揚感と

一瞬の沈黙。

さらなる高みに上り詰めていく。

主題に導かれて楽園に至る。

そして、ブラボーの嵐


アンコールは、白鳥の湖から。

ペパリーゼのCMソングで有名な曲を、小粋におどけて踊るように指揮するラザレフ氏。

客席からは笑い声が聞こえる、和やかなアンコールでした。

クラシックのコンサートで笑い声って、なかなか。

元気になって帰路につきました。

今年3回目の生でのクラシック鑑賞でした。

とても満足。

音楽を消費する、鑑賞する、楽しむってどういう行為なんだろう。

既知感に基づいて、反芻すること?

楽器それぞれの音を楽しむもの?

背景となった世界観、歴史を楽しむこと?

もう少し勉強をして、どっぷりクラシックの世界に浸かってみたい。

  1. 2013/02/14(木) 22:26:00|
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2月12日

2月12日。

一日遅れで始まった一週間。

冷たい雨と灰色の空。

妙に優しい上司も、

相変わらずすっきりしない私の心には、乱反射して。

何事も受け取る側の心持次第でしょうか。

「人はおおむね自分が思うほど、幸福でも不幸でもない。
肝心なのは、望んだり生きたりすることに厭きないことだそうだ。」

といったところでしょうか。

出典は映画「イノセンス」です。


最近、名ばかり「恋文職人」で、恋について語る語る詐欺状態になっています。

いかんですね。

先日の大雪の日に、息を白くしながら考えていたこと。

「無題」 2013 2/12

この雪のように、ふわふわとあなたの足元に落ちてゆけたら。

この雪のように、頼りなげにあなたの肩に寄り掛かることが出来たなら。

時に突然の強い風に煽られて、見失い乱れ舞うことがあったとしても

いずれ溶けてなくなるとしても

あなたのもとに落ちてゆきたい。




「落ちていく恋」に結果的に少しつながりましたか。

こんなことをかきながら、

「あなた」のところに届く前に消えてしまったのは、私だったのではないか。

風に、その時の状況、心変わりに流されて去っていったのは、

私だったのではないかと、過去を振り返ります。


そして、仮に無事にたどり着いたとして、路地裏に溶け残った雪に

目を向ける人が少ないように、

溶けきれなかった恋も寂しい。



携帯電話の中で、「溶け残っていた」秋の言葉も、この際。

「無題」 2013.2/12

落ち葉さえも、足早に駆け抜けて行く 冬の訪れ




秋の風に乗ってカラカラと路地を駆け回る葉は、

可愛くも、寂しさを感じます。

暮れていく秋の日に、子どもたちが駆け回り、

散り散りにそれぞれの家に帰っていく姿を思い起こすから、かもしれません。

その足取りの軽快さときたら。



「無題」2013.2/12

恋い焦がれる時は、街がずっと小さく感じる。

不思議なくらいに、その人との繋がりを見つけてしまう。

たとえば会社の社名に反応したり、看板から繋がりを連想したり。

逆に、そうでない、ずっと自由な時間は、

街は、漠然とぼんやりと広い。

気持ち次第で、おかしなものだとおもう。





恋をして街を知るものだと、思います。

私はずぼらで、好奇心が薄い人間だから、

そんなきっかけが必要なんです。

身近な世界は、縮小して膨張して。

鼓動にあわせて、広がって、縮んで。



らしくもなく、たくさん書いてしまいました。

たまには。

  1. 2013/02/12(火) 20:15:17|
  2. 詩・恋文
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酔いどれと言葉の置き換え

2月7日

木曜日です。

お酒を飲んでいる時は、何を考えているかわからいものです。

翌日携帯のメモ帳を見てみると

「これ以上の気持ちを持たないことが、愛情」

と書き残されていました。

色々な想像と解釈ができる文面です。


言葉の置き換え、面白い。

自社のイベントで、オフ会を顔合わせ会と書いていて、納得しました。

職場で上司が、スマートフォンを扱いながら

「この携帯、きのきいとーばい(佐賀弁。気が利く)」

と言っているのを聞いて、しっくりきたことも。

スマート=賢いでは、よそよそしいし、今一つわかるようでわかりませんが、

きのきーとーは最上の褒め言葉ですね。

故郷の言葉であるため、しっくりきます。

面白い、ですね!

  1. 2013/02/07(木) 10:01:11|
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季節の変わり目

2月5日

一雨ごとに春が近づく。

君を思いつぶやく言葉も、白くなることもできないまま

消えていく。


一雨ごとに、なんて、きっと秋から冬にかけても使っていた気がします。

一雨ごとに冬が近づく、みたいに。

雨がヴェールの様に街を覆い隠して、

そのあとに広がるキラキラした様子、

済んだ空気は変化を感じさせるのでしょうか。

季節の変わり目でいえば、

台風が空気を入れ替えた。秋が来た。

なんてこともいっていたり。

移ろいゆくもの、それが人の世では出会いと別れであるとしても、

そのことに心奪われるものと、思います。

「小春日和」が、秋の言葉であるように、先人たちのように、季節に敏感にいたいと改めて。

まだ春を語るには、早いかもしれないけれど。
  1. 2013/02/05(火) 09:54:30|
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立春

2月4日

立春。

春の気立つを以って也。

節分を終えて、だんだんと季節は春に。

福岡は先週末から暖かい日が続いています。

今日は生憎雨でしたが、気温は15度程度でした。

まだ2月も頭ですから、これから何度か冬空に戻るのでしょうね。

一月もすれば、ソワソワした春の空気に。


更新に時間が空いてしまいました。

パソコンの前にゆっくりいる機会が少なくて、

もちろん、仕事では毎日向き合っているのですが。

自宅でも寝転がって本を読んでいたり。

思いは空気に触れさせないといけない、と不意に思いました。

以前にまして、ぐるぐると一人で考えてしまう。

飛び出そうとすると、お酒なんかで、強引に蓋をしてしまう。

そういう習慣がついてしまったのかもしれません。

一方で、対話する相手を求めている。

それが過去には、エストニア、香川君であったり。

その相手には、不思議なくらい無防備でいる自分に気づかされます。

誤解を招きそうな言葉を、何の躊躇もなく選んでいる。

その人との関係が、未来永劫に続くわけでもないのに。

ツイッターにfacebook。これだけ、様々情報発信、自己満足の場所があるのに、

沈黙していられる。

以前から思うと不思議です。

「落ちていく恋」

なんだか、ずっと引っかかっている言葉を、空気に触れさせてみます。


映画の話

映画ブームが再燃しています。

「レ・ミゼラブル」を見ました。

ミュージカル好き。好きな俳優もたくさん出ていました。

真正直に生きようとする、純粋なジャン・バルジャンの苦悩と選択に、不覚にも感動してしまいました。

歌の力は偉大。

「ワン・デイ」も見ました。

アン・ハワウェイ、キレイですね。

男性と立場で見てしまい、母親とのこと、父親とのこと、そして、エマとのこと。

全部自分にあてはめて、心が痛いと思いながら見ました。

アン・ハワウェイって、綾瀬はるかさんに似てますね。

僕は綾瀬さん、苦手ですが!


「バットマン」、見ました。

ティム・バートン版のバットマン。

ブルース邸など、ゴッサムシティの遠景など、とてもファンタジック。

キム・ベイシンガーがとても綺麗でした。


読書は、最近停滞気味。

ユルスナールの東方奇譚を読んでいます。


またまとまりもなく、長くなりました。

少しずつ、気持ちを空気に触れさせて、優しくなりたいと思います。
  1. 2013/02/04(月) 20:04:12|
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恋文職人
出せない手紙は、読まれないどころか、
食べてもらうこともできないのに。

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